エイズ 検診

エイズの検診は保健所等で無料で検査ができます。芸能人や有名人も予防や感染を防ぐPRをされているので事態は日本でも深刻です。潜伏期間が長いのも特徴なのがエイズです。感染経路も様々。発症するとどうなるのかと相談人数も大阪市や原宿などでは増えているそうです。

エイズ検診は自分だけでなく大切な方を守るためにも必要な検診

エイズは一昔前までは「同性愛者の病気」とか「日本にはあまり関係ない病気」という誤った認識をお持ちの方が多くおられましたが、薬害エイズ問題などでマスコミで取り上げられたことなどもあり、そういった誤った偏見は以前より少なくなってきているように思います。

実際、今では日本国内においても10人に一人という割合でエイズ患者がいると言われています。ですから対岸の火事といった認識ではなく、もっと積極的に防いでいく意識が必要になってきています。

エイズ検診を受けることで感染しているか否かを確認する事ができます。検診を受けるのも怖いというという気持ちが理解できない事はありませんが、エイズ検診を受けるという事は、自分だけでなく大切な方を守るためにも必要な検診だと私は考えています。

エイズ潜伏期間10年程度と言われており、既に感染している場合には自覚症状も出ないため自己診断では発見が難しいと言われています。エイズ発症後あらゆる免疫機能失われ抵抗力が下がることで、本来であれば無害なものや罹っても深刻な病に至らないケースで死に至るという恐ろしい病気です。

私自身この病の存在を知った時には「自分には関係ない」「きちんと避妊していれば感染の危険はない」というように短絡的に考えていました。 また、私の周囲にもこの病にかかっている人がいないため、頭ではそういった病に苦しんでいる人がいると知っていてもどうしても身近に考えることができませんでした。

でも、患者さんの体験や報道されている様々な資料を目にしていくと、それらが急に身近に迫ってきたような思いと恐怖を感じ、それ以来エイズに関していろんな情報を収集するようになった気がしています。

もし身近にエイズを患っている方がいたら、自分はどういう接し方をするだろうか?と初めて考えてみたのです。エイズ検診を受けてみようと思い始めたのもその頃で、でもいざ受けようと思うとなかなか勇気が出なかったのを覚えています。

エイズ検診は大抵の機関で無料で検診を受ける事ができます

検診が受けられる機関も限られているようですが、日祭日に検診を受けられるところもあるようですのでお近くの保健所などに問い合わせてみると良いでしょう。 大抵の機関では無料検診を受けることができ、自宅で自分で診断できるキットもありますが、基本的にこういったことはきちんと専門医師診断を受けるのが良いのではないかと思います。

ちなみに自宅でできるエイズ検診キットは5千円前後でネットで購入できます。

現在はエイズ感染していたとしても、早期発見発症遅らせることができるようになってきています。テレビCMなどでも、著名人や芸能人がエイズ検診を受けるよう促していますが、将来、悔やんでも悔やみきれない後悔をしないためにも、特にこれから子供を生み育てようとする方であればエイズ検診を受診されておかれることをおすすめします。